カラーコーディネーター検定の難易度と合格率
まずは、カラーコーディネーター検定と色彩検定の各級の合格率を見ていきながら、
難易度を検証していきたいと思います。
年度 | 3級 | 2級 | 1級 |
---|---|---|---|
2015年度 | 60.2% | 44.5% | 25.3% |
2014年度 | 68.8% | 39.4% | 30.6% |
2013年度 | 63.1% | 40.7% | 30.2% |
年度 | 3級 | 2級 | 1級 |
---|---|---|---|
2015年度 | 75.4% | 66.2% | 31.9% |
2014年度 | 75.7% | 63.5% | 33.3% |
2013年度 | 74.4% | 60.0% | 34.6% |
上記はカラーコーディネーター検定と色彩検定の最新の合格率のデーターになります。
それぞれ若干合格率は変わりますが、試験の難易度はさほど変わりません。
では、詳しく見ていくと、各検定の3級は、それほど難易度が高くないと思います。
(中には難しいと感じる人もいる可能性があります)
公式テキストと、過去問をしっかりと勉強すれば、
知識0の方でも
十分に合格できるレベルでしょう!
問題は2級以降です。
カラーコーディネーター検定も色彩検定も2級からは、問題のレベルがぐんと高くなります。
カラーコーディネーター検定は3級の知識に加え、
色彩の歴史や実践的な知識が必要になり、
かなりの勉強量が必要になります。
また、色彩検定も住宅やインテリアなどの配色の知識が加わり、実践色がかなり強くなります。 一見、カラーコーディネーター検定も色彩検定もそれほど合格率が低いように感じませんが、 実際は難易度が想像以上に高いと思って下さい。
そして、カラーコーディネーター検定も色彩検定も2級からは、
独学で合格するのが難しくなり、通信講座やスクールを受講する方が多くなるのが現状です。
さらに1級になると、難易度がもっと高くなり、独学で合格するのは至難の業です。
もちろん、不可能とは言いませんが、少なくても2級に合格していない方が、
いきなり1級を受検してもまず合格できません。
合格率をみれば、極端に低いわけではありませんが、
それでもカラーコーディネーター検定1級の第3分野の合格率は、11%とかなり低くなっています。
どの階級を受検する方はあなたの目的にもよりますが、
まずは2級取得を目指す方が良いと思います。
何故なら、2級から実践的な知識が身に付き、あなたの仕事で活かす知識が 身につくからです。
これが、1級から受検をはじめれば、合格するのは困難ですし、
3級だと本当の基礎しか学べないので、実践向きではありません。
重要なのは仕事でいかせる知識と検定に合格することです。
そのように考えれば、2級を受検する事をおすすめ致します。